たなか、買ってます そのスリーブ、箱に収まりますか

本サイトはアフィリエイトリンクを含みます。

シャークインパクト

ボードゲーム初めての人がいる卓に出せる、押し付け合いの短時間ゲーム

机に置いた『シャークインパクト』の箱の表。口を開けたサメが船を襲う絵
人数
3-8人
時間
10-15分
デザイナー
後藤佑介
パブリッシャー
アークライト
定価
2,530円(税込)
おすすめ
ボードゲーム初めての人・サメ映画好きに / 戦略性を求める人には向かない

ゲームの流れと場

プレイの流れ

  1. アクションカードを1枚使う 手札に来たサメカードを、他のプレイヤーに押し付けにいく
  2. 手札が4枚になるように引く この引きで「DANGER」の4枚目をめくってしまうことがある

最初に戻ってくり返す

手番でやることはこの2つだけ。ただし山札には「DANGER」カードが混ざっていて、その4枚目が場に出た瞬間にゲームが終わる。そのとき手札にサメカードを持っていると敗北。

場の様子

自分 2人目 3人目 4人目 5人目 6人目 7人目
山札 7人で遊んだときの並び。中央の山札に「DANGER」カードが混ざっている。

今回はシャークインパクトを7人でプレイしました。

結論から書くと、ボードゲームを初めて触る人がいる卓で、いちばん出しやすい1本でした。わいわいやるパーティーゲームで、少し心理戦もあります。ただし考えて勝ちにいくゲームではないので、そこを承知で出すならよく効きます。

そもそもどんなゲームか

先に、言葉の説明を

この記事はボードゲームを始めたばかりの人にも読んでほしいので、2つだけ先に。

  • 手番 — 自分の番のこと。このゲームでは「カードを1枚使って、手札が4枚になるまで引く」、それだけです
  • 山札 — 卓の中央に置く、まだ引いていないカードの束。ここに後述の「DANGER」が混ざっています

で、このゲームは

手札に来たサメカードを、ほかの人に押し付け合うカードゲームです。

手番でやることは2つだけ。アクションカードを1枚使って、手札が4枚になるように引く。これを繰り返します。

終わり方が独特で、山札に混ざっている「DANGER」カードの4枚目が場に出た瞬間にゲームが終わります。そのとき手札にサメカードを持っていた人が負けです。つまり、いつ終わるかを自分では決められません。

良かったところ

ルールが簡単なので、導入が短い

説明にほとんど時間がかかりません。ここが一番大きい利点だと思っています。

プレイ人数が多い

3人から8人まで対応しています。人がたくさん集まったときに出せるゲームは、それだけで価値があります。

小さいから手軽に持っていける

箱は実測で 135×95mm。文庫本(105×148mm)より縦も横も小さい寸法です。カバンに入れても場所を取らないので、持ち出しがまったく苦になりません。

7人で遊んだときの話

箱の表記は10〜15分。実際に回すと1ゲーム20分くらいでした。人数が多かったぶんだと思います。

そのわりに、待たされている感覚はありませんでした。手番でやることが2つしかないので、一人ぶんが短い。7人いても自分の番はすぐ戻ってきます。

面白くなるのは中盤からです。サメカードの行方は、前半こそ追えるのですが、押し付け合っているうちに見失います。誰が持っているか分からなくなってからが本番でした。

そのあいだも山札は減り続けます。引くのは自分の手番なので、ゲームを終わらせる引き金を引くのは、たいてい自分です。めくった瞬間に、終わったことと、誰が負けたのかが同時に分かる。

そして全員、サメ映画ばりの悲鳴を上げていました。

物足りなかったところ

戦略性はあんまりない

考えて勝てるタイプのゲームではありません。

理不尽な負け方がある

自分ではどうしようもなく負ける局面があります。ただ、そこがいちばん盛り上がりました。だから面白い、というゲームだと思っています。物足りない点に挙げましたが、これを欠点として書くべきかは迷っています。

誰に勧めるか

ボードゲームをあんまりやったことない人です。ボードゲーム初めての人がいる卓に、そのまま出せます。

逆に、じっくり考えて勝ちにいきたい人には向きません。

で、買うべきか

好みが合う人にはおすすめです。

大人数で短い時間わいわいやる用途にはよく効きます。戦略性を求めて買うと肩透かしになるはずです。

そしてもうひとつ。サメ映画が好きなら、それだけで買う理由になります。 前触れなく襲われて、全員が悲鳴を上げて、サメを抱えていた人が沈む。理不尽さも含めて、あのジャンルの筋がそのまま卓の上で起きます。

使っているスリーブについて

使ったのはエンゲームズのTCGジャストです。サイズ展開が広く、変則サイズもだいたい揃うので重宝しています。

何枚要るか

カードは 49枚。100枚入りを1袋で足ります。半分あまるので、同じサイズの別のゲームと分け合うつもりで買うと無駄がありません。

ひとつ注意を。63×88mm は公称値で、実測ではありません。 スリーブは同じ規格でもメーカーによって0.5mm程度ぶれますし、サイズ表記が「縦×横」と「横×縦」で入れ替わっていることもあります。ぴったり重ねたいなら、自分のカードを測ってから同じブランドで揃えるのが確実です。


まとめ

  • ルールが短いので、初めての人がいる卓にそのまま出せる
  • 3〜8人。人数が多く集まったときにみんなで遊べるのがいい
  • 箱が小さく、カバンに入れておける
  • 戦略性は薄い。理不尽な負け方もあるが、そこが一番盛り上がる
  • 考えて勝ちたい人には向かない

スリーブとサイズ

1359563×8850mm
箱 135×95mm カード 63×88mm 小箱 上から見た図です。同じ縮尺で描いています。数値の出所は下の一覧に示しています。

スリーブを入れた結果

箱に収まる
○ 収まる
使ったスリーブ
エンゲームズ TCGジャスト
必要枚数
49枚
買うなら
100枚入りを1個
入れ方
一重

カード 公称

サイズ
63×88mm
枚数
49枚
スリーブ規格
TCGジャスト

箱 実測

サイズ
135×95mm
重さ
未計測
棚
小箱
持ち運び
カバンに入る

公称値はメーカーの発表値で、丸められていることがあります。実測値はノギスで測ったもので、版によって差が出ることがあります。ほかのゲームのスリーブ早見表 →